2012年7月5日木曜日

オランダの風土


暑い日が続いておりますが、相変わらず私は気合いMAXで創作に励んでおりますw

いくつかの案が同時並行しておりますが、そのうちの1つが収束に向かいつつあります。

1つに集中すればいいものを、頭の中でアイディアが飛び飛びの方向に向かうものだから困ったものであります。集中力が足りませんな!

ところで、先日、仕事でオランダに行っていた後輩が帰国したので、さっそく向こうの様子を教えてもらいました。

彼が滞在した地では、一週間のうちで”消費の日”というのが決まっており、市民はその日に集中的にショッピングをしたり外食したりするそうです。これが街全体に生活リズムをつくり出しており、社会人同士が予定を立て安い仕組みになっているのだそうです。

また、仕事は定時になったら即座に終わる、夏には数週間にわたる長期の休暇がある、など、家族と過ごす時間が多いのも印象的だったそうです。職場では、いきなり家族の写真を見せて来て「うちの娘かわいいだろ?」という絡みは当たり前。素晴らしき家族愛ですね。

ボードゲームは、というと、モノポリーは誰もが所有していたりアプリとして持っていたりする程に浸透している様です。ボードゲームを特に趣味とする人々は全体の半数(職場の飲み会で現地人に聞いた情報らしい)。街のおもちゃ屋にはたくさんのアナログゲームが陳列されていたそうです。目と鼻の先がドイツ、という地理的な意味もあったのかもしれません。

当然の事ながら日本とは文化が異なるわけですが、戦後から急激に復興して来た日本と欧州を比べると、向こうは社会が”成熟”している印象を受けます。それが生活にゆとりを生んでおり、ボードゲームが浸透している地盤となっているのだと考えられます。

日本もこれから成熟期に入って行くと思われますが、一人一人がゆとりを持って豊かな日常(仕事、家族、趣味の充実)を送れるようになって来ると、一層、ボードゲームも浸透して行くのではないでしょうか。

目先の利益に捕われず、次世代、次々世代を見据えたものづくりをして行きたいと改めて考えされられました。

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