2013年10月22日火曜日

雑誌・漫画とのコラボレーションの可能性

昨日は、名古屋某所にて、某人気連載漫画のボードゲーム化について、スタートアップミーティングがありました。

様々な原画や様々な仕事道具が並んでいる「秘密基地」と呼ばれる場所でのミーティングでしたが、その雰囲気で既に気持ちが高ぶってしまいました・・・

錚々たる人生の先輩方がそれぞれの得意分野を出し合い、坂上のボードゲームデザインの知見を組み合わせて、新規ビジネスを継続的に行っていこうというものでした。

ドイツゲームというものが皆さまあまりご存じではなかったということと、ゲームデザインに関して色々と質問されたことがあり、ついつい熱くプレゼンしてしまいました・・・

先日もKickstarter発の世界向け雑誌のTCGのシステムデザインを仕事としてさせて頂きましたが、雑誌や漫画といった分野とゲームデザインという技術との相性は良く、可能性は無限に広がっているように感じます。

ゲームデザインは、「テーマ」か「斬新なシステム」のどちらかから全体の着想を得るのが今の私流なのですが、例えば漫画を題材にしたゲーム開発となると、その壮大な世界観がテーマとして前提に存在するので、それを拠り所にして進めやすいのかもしれないと思います。

また、ビジネスという見方で考えると、すでに完成された物流ルートを活用できるというのもメリットかと思います。
純粋に、新しいコンテンツのニーズがあるということもあります。

昨夜のプロジェクトが正式に始動すると、おそらく今思っている以上の困難に直面するかと思いますが、PAブランドのゲームデザインとは違ったやりがいのある仕事になるとも思います。非常に楽しみです。

また現在、PAブランドの新作の1つが着実に完成に近づいており、3月大阪を待たずに小ロットで初版生産をするかもしれません(大阪で発表!というこれまでのPAの流れに沿いたいという気持ちもあり、悩みではありますが・・・)。

もともと、机上で学んだMOTの思想を社会で実践したいという思いで始まったボードゲーム製作事業ですが、ボードゲームデザインというコア技術を確立し、高めることで、他の分野とのコラボレーションで全く新しい価値を創造するというビジョンが、少しずつ現実化して来たのを感じます。

あくまでも世界レベルを目指したものづくりを続けていくことが、結果的にコア技術の深堀に繋がると思っております。

PAブランドの製品開発と、他分野とのコラボレーションの2軸を回して、安定したビジネス化を短期目標にして頑張ります。

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